調査レポート 案件011住宅の購入・修繕重要度 2:比較が必要

賃貸か購入か:月々の支払いではなく「住み続ける期間の総額」で比べる

旧サイトの持ち家・賃貸・住まい別シミュレーション記事を統合。住宅の営業担当者が示す月々の支払額では見えない費用と、比較の方法。

更新
公開
2021年7月18日
情報確認日
執筆
黒サギ(調査担当)
確認
確認者のレビュー待ち
読了目安
約2分

結論まずここだけ読めば大丈夫です

すぐ契約してよいか
「今が買い時」という説明だけで決めない。住み続ける予定の期間で総額を比べてから判断します。
比較が必要か
必要です。賃貸・新築・中古の各案を、同じ期間・同じ条件で比べます。
必要な人
住む地域と期間の見通しがあり、頭金と諸費用を払っても生活防衛資金が残る人。
不要な人
転勤や家族構成の変化で、住む場所が決まっていない人。
最低限確認すべきこと
  • 住み続ける予定の年数
  • 購入時の諸費用と、購入後の修繕費・税金
  • ローンの金利の種類と、金利が上がった場合の返済額
目次

どんな人が困りやすいか

モデルルームや住宅展示場で「家賃と同じくらいの月々の支払いで買えます」と説明を受けた人です。月々の支払いだけを比べると、購入後に必要な費用が見えにくくなります。

仕組み

住宅の販売では、物件価格のほかに仲介手数料・ローンの手数料・登記費用・保険料などの諸費用がかかります。購入後は、管理費・修繕積立金・固定資産税・修繕費が続きます。

料金の内訳

支払総額 =
  1. 初期費用賃貸は敷金・礼金・仲介手数料、購入は頭金・諸費用
  2. 毎月の支払い家賃、またはローン返済額
  3. 管理費・修繕積立金分譲マンションでは購入後もかかり、上がることがある
  4. 税金・保険固定資産税・火災保険など
  5. 更新費用・修繕費賃貸の更新料、持ち家の修繕費
  6. 売却・退去時の費用と残る価値売却時の価格は保証されない

住宅費比較シミュレーターで、賃貸と購入の総額を、住む年数を変えながら比べられます。

注意すべきポイント

  • 月々の返済額だけが示され、管理費・修繕積立金・税金が含まれていない
  • 変動金利の返済額が、今の金利のまま計算されている
  • 「家賃を払い続けるのはもったいない」という説明だけで、購入後の費用を説明しない
  • 「今月中に申し込めば値引き」など、時期で決断を急がせる

比べるときの前提をそろえる

  • 比べる期間(例:15年・25年・35年)
  • 同じ広さ・同じ地域の物件
  • 金利が上がった場合と、変わらない場合の両方

契約前チェックリスト

契約や支払いの前に、ひとつずつ確認してください。

0 / 6 項目を確認済み

チェックはこの端末のブラウザにだけ保存され、運営者には送信されません。

代替手段

  • 購入を急がず、賃貸で住む地域の暮らしを確かめる
  • 新築だけでなく、中古+リフォームの案も比べる
  • 金融機関や営業担当者以外の、利害関係のない人に資金計画を見てもらう

困った場合の相談先

  • 金融サービス利用者相談室

    金融庁

    0570-016811(IP電話等からは 03-5251-6811)

    受付:平日 10:00〜17:00

    預金・保険・投資・貸金などの金融サービスに関する相談・情報提供。

    情報確認日:2026-10-22

  • 消費者ホットライン

    消費者庁(最寄りの消費生活センター等につながる)

    188

    契約・購入のトラブル全般。どこに相談すればよいか分からないときの最初の窓口。

    電話番号・受付時間は公式サイトで最新情報をご確認ください。

  • 住まいるダイヤル

    公益財団法人 住宅リフォーム・紛争処理支援センター

    0570-016-100

    受付:10:00〜17:00(土日・祝休日・年末年始を除く)

    リフォームの見積もりチェック、住宅の不具合、工事契約の相談。

    情報確認日:2026-10-22

情報源

  1. その他旧サイト記事「持ち家VS賃貸」「7種類の住まい別シミュレーション」「家はどんな価値で選ぶ?」「バカ高い手数料の新築マイホーム」(統合・全面改修) 確認日:記事の情報確認日を参照

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