今思うと、高校の年4回ある定期テストから始まってたんだと思います。
2012年 公立高校入学
2012年12月 定期テスト3回目の結果が悪くなってくる
その後、テストで悪い点数を取ったら、少ないおこづかい毎月3,000円から平均点から1点下がることに、100円単位引かれていきました。
これが、その後、ずっと続きました。
そして、
2015年 大学入学
成績が平凡だったり、TOEICの点数が上がらなかったりで、大学4年間を通して、数十万単位の罰金が積み重なり、貯金をしても、貯まらないと思うようになりました。
これが、大損に拍車をかけたマインド形成に大きく影響しています。
貯金をしても、増えない
↓
であれば、今使わないと、損をする
↓
よし、貯金をせずに、何かしらに使おう
↓
投資に充てよう
↓
投資でたくさん増やせば、貯金もできるようになる
楽天証券(ネット証券)で口座開設する
↓
YouTubeでほんのちょっと、勉強する
↓
株はよく分からないな
↓
とりあえず、(YouTubeの見よう見まねで、当時はよく分かっていなかった)楽天・全米株式インデックスファンドに投資する
↓
200,000円+楽天ポイント4,000円=204,000円投資開始
会話分 心の声
数年前に比べて、倍になってるじゃん!もしかして、チャンス逃したんじゃないの?
とりあえず、また逃さないように、もう100,000円口座に入金する
反映までに2〜3日かかるため、それまでに大きく動かないか心配!
大きく動くのを待ち、1ヶ月待つと数百円は上がってきたが、こんなの意味ないやっていうことで、銀行の口座に戻すことにした
これにも、2〜3日かかるので、自分の銀行口座に移される時に、インデックスファンドの評価額が下がらないか心配になりました
YouTubeで、少し投資についての動画を見だしたために、過激なFXやバイナリーオプション と言ったギャンブルな投資を薦める動画がYouTube上で出てくることが多くなりました
FXとは、
月利20%や月利50%などの詐欺まがいの自動売買システムや誰がやってるか分からない(FX売買取引人の顔を出してくれない)大損ありきの高額入会金or高額手数料をとるFXの投資信託
の動画を一つ見だしたら、どんどんそれ関連の詐欺動画が増えていき、それが当たり前のように感じるようになりました
日に日に、みんなが知らないだけで(私も明確にこういう上手い話があるとも、詐欺であるとも知らなかったので、)本当は存在しているんじゃないか、存在していて欲しいという願望とともに、そう思うようになっていきました。
2019年8月 社会人1年目の夏
まず、手を出したのが、国内証券のバイナリーオプションで、100,000円投資しました。
国内の場合、2時間からの取引だったので、時間もかかり、あまりハマらずに、勝ちと負けを少しずつ繰り返し、23,706円損して、残額76,294円を預金口座に戻して、そこでの取引は終了しました。
そこで、すぐに、バイナリーオプション と言えば、間違いなくここと謳われている「ハイローオーストラリア」というバイナリーオプション取引専用の会社が海外にあり、多くの人はここを使っているということで、口座を即日開設しました。
→ここで行う取引は全て、海外口座となるので、収益は海外で得た利益となります。なので、雑所得扱いとなり、累進課税となり、例えば年間1,000万円稼いだとすると、半分ほど税金で持っていかれることになります。一方、日本国内であれば、投資利益に一律20.315%課税されるので、200万円しか持って行かれないということになります。
なので、本業の所得と合わせての総合課税なので、一概には言えませんが、数十万円程度の少しの利益であれば、海外の方が、課税が5%や10%だったりするので、お得になります。逆に、多ければ、国内の一律20.315%のほうが良いということになります。
ただし、儲かった場合の話ですが笑笑
予備知識として、お話しさせていただきました。
話が逸れましたが、
新口座開設に伴い、1人じゃよくわからない(国内版でも負けてるし)ということで、「サインツール」と呼ばれる売買のお助けシステムを購入することにしました。
200,000万円の自分で取引するもので、「ここで取引した方が良いよ」っていうお知らせをしてくれる「バイナリーオプションのサインツール」というものを購入しました。
しかし、ちょっと練習して、たまたま儲かったと調子に乗ってしまい、自分の預金口座から200,000円入金しました。
当然調子に乗った為に、すぐに、口座残高が5万円以下になり、そして、最低BET数(賭け金)の5,000円を切り、取引は続行不可能となりました。
信じられないという落ち込んだ気持ちと、取り返そうとする気持ちの両方に、頭の中がごっちゃになっていました。
そして、一度投資から退きました。
その年2019年は、その後、投資を始めることはありませんでした。
月日が流れ、新年2020年となりました。バイナリーオプション のシステム購入し、
正月の明けの最初の取引て、ほぼ下がるという情報を信じすぎて、最初は10万円を入れて追加で10万円を2回投入しました。合計30万円を1時間でBETしました。
完全に、金銭感覚も頭も狂ってましたね。
流れからわかると思いますが、入るのが数十秒遅れたために、ギリギリ負けました。決して、ギリギリ勝てるということはありませんでした。
それでもギリギリ、やっぱり相場は読めないやと感じつつも続けてしまいます
それの原因の一つに、自分の目に留まる情報の多くで、
「最初から勝てるわけはありません。成功への方法を習得して、練習してから、勝てるようになる」
と言われ続けたことがあります。
この言葉は本当に恐ろしいです。だって今勝ててないけど、練習を積まないと勝てるようにはなりませんと至極真っ当な当たり前のことを言っているので、騙されてしまったりするんです。
イメージ図
詐欺師 詐欺師 詐欺師 詐欺師 詐欺師
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
失敗がなければ勝てるようにはなりません。
最初から勝てるなんてことはありません。
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
自分は、そう思い込むようになります。
ただでさえ、大損してるので、その分取り返さなければという気持ちもあります。
ここを乗り越えれば、成功できるという気持ちもあります。
ですが、今だから言えますが、その失敗、成功に生きた心地はしないでしょう!成功してても、いつ大損するかもわかりません。
リスクが常に、人生と隣り合わせなんです。しかも人から奪い取ってるお金で、それ自体何も価値を生み出していないとなると、幸せとは程遠いでしょう。
しかし、その時の私は、いやお金がなければ、助けたい人も助けられないし、幸せになんてなれないとしか思っていませんでした。
お金を追い求める過程でも、幸せを感じれることこそ、本当の幸せで、仕事自体が誰かを幸せにしている感覚がないと、しんどいです
話が逸れましたが、
2020年、正月明けのその年初の市場が開き、勝ちの確率が高いと聞いた私は、10万円3連続betした結果、完全敗北して、1日で30万円が0円になり、ガクンと落ち込みました。
そのあと、ようやく気づき、「バイナリーオプションは勝てない」だから、「FX」の自動売買なら、自動売買だし、勝てるでしょ?
次は、210,000円のFX自動売買システムを購入して、手堅く、平均月利20%獲得を狙えるというので、システムを稼働しました。
電話で、話を聞いたあと、その場で購入する手順でした。
販売人「今まで順調に、平均月利20%出せているので、やらない理由はないと思いますね。
仮に、クレジットカードで、20万円の自動売買システムを購入したとしても、20万円口座に入れてもらえれば、200,000円×0.20=40,000円つきに利益が出る計算です。半年もあれば、自動売買システム代と加えて4万円の利益を見込めますよ。」
このセールスに、わたしは乗ってしまいました。
システムは稼働を始め、
2020年1月は、動きがなく、5%未満の月利でした。
→販売人「今月はたまたま月利が低くなっていますが、相場に動きが出てくると、月利20%ぐらい稼げるものになっています」
そうなのか?
とりあえず、分かったと、
でも、これじゃあ、元取るのにすごい時間かかるな笑笑
仮に5%で回したとして、20万円の運用で、月利益1万円だけで、複利があるとしても、
2ヶ月目利益:210,000円×0.05=10,500円
こう続けていくと、15ヶ月目で、運用額が415,779円となり、元金200,000円より、215,779円増えて、自動売買システム代210,000円を回収することができます。
一般的な定期利息0.01%よりは高いですが、初月から計画が壊れていきました。
私「まあ、仕方ない。そういうタイミングの悪い時もあるでしょう。」
2020年2月になると、新型コロナウイルスの報道とともに、FX(外国為替)の変動が激しくなり、急激な円高傾向が続き、逆張りの連続で、最終的に勝つ・利益を出すFXの自動売買システムは、耐えきれずに、口座全残高、強制ロスカット(赤字になる手前で強制的に損切りされること)が起き、
1日で、410,000円+利益分9,960円がなくなりました。
その後、自動売買システムの販売元に原因を聞いたところ、
販売人「連絡していただいた方には、お詫びとして、本来であれば、400,000円するプロが代行してくれる権利を無料でお渡しします。」
よし、こっからまき返せるぞ
つづく…
本日も最後まで読んでいただき、